2023.10.19 東近江の城址巡り 2日目




img_0246_thumb.jpg
ホテルの朝食は普通のバイキング


img_0247_thumb.jpg
今日も山城を歩くので、しっかり取ってしまう


img_0248_thumb.jpg
昨日断念した観音寺城へ登城 有料(600円)の林道を走ると、観音正寺の駐車場に着く


img_0251_thumb.jpg
観音正寺 城址のある繖山(きぬがさやま)の山頂の直ぐ手前まで車で上がれるのでとても助かる


img_0252_thumb.jpg
観音正寺は1400年前に聖徳太子が建立している


img_0256_thumb.jpg
駐車場から観音正寺への林道には、人生の教訓が書かれた看板が33ある


img_0257_thumb.jpg
15番の看板は、"人を笑わすよりも自分が笑われぬようにせよ"、とある その通りだ


img_0260_thumb.jpg
おくのいんの石碑に鳥居 昔は寺と神社は一体だったので、寺に鳥居があるのも不思議でない


img_0262_thumb.jpg
観音正寺の入口に見事な石垣あり これは観音寺城址の遺構と思われる


img_0270_thumb.jpg
門に入っていない仁王様だが、中々迫力がある


img_0272_thumb.jpg
観音寺城址の説明看板が境内にある


img_0276_thumb.jpg
若い聖徳太子の像


img_0281_thumb.jpg
偉い人には伝説が残るもの 聖徳太子には3つの伝説がある


img_0282_thumb.jpg
見事な石垣だが、何かの意味があるのでしょうか? 石垣の中に観音様が2体いる


img_0283_thumb.jpg
駐車場から観音正寺までは、林道を500m程歩くが、林道は平坦できつくない


img_0286_thumb.jpg
観音寺城 観音正寺の大杉がある所から、登城道が出ている


img_0290_thumb.jpg
観音正寺から城址の本丸跡までは300m程 林道の料金所のオヤジが、熊はいないと言ってくれたので安心して歩ける


img_0292_thumb.jpg
本丸へ上がる大石段 結構な急階段で段差も高くて、慎重に上がる


img_0295_thumb.jpg
広い本丸跡に本城跡と刻まれた石碑がある


img_0297_thumb.jpg
本丸を取り巻く土塁に交じって、本格的な石垣も出来ている


img_0298_thumb.jpg
観音寺城は、戦国と言うより応仁の乱(1460年代)の頃の六角氏の居城 その時代に石垣の城が造られていたとは不思議だ


img_0300_thumb.jpg
本丸の北(搦手?)にある石垣で囲まれた虎口


img_0303_thumb.jpg
虎口を少し降りると井戸跡がある


img_0304_thumb.jpg
石垣でしっかり囲われた井戸 山城は井戸が生命線であり、大事にしていたのが良く分かる


img_0309_thumb.jpg
土塁も高くてしっかり残っている 観音寺城は、日本100名城だし、国の指定史跡にもなっている


img_0314_thumb.jpg
本丸へ上がる大石段を降りなくても、本丸から平井丸へ行く道がある


img_0316_thumb.jpg
平井丸は平井氏屋敷跡の石碑があり 


img_0320_thumb.jpg
平井丸は広くて石垣で囲まれている 平井氏はきっと六角氏の筆頭家老だったんだろうと想像する


img_0323_thumb.jpg
平井丸を降りると、木に池田丸の看板がある


img_0324_thumb.jpg
池田丸も広くて石垣の門もある


img_0325_thumb.jpg
池田丸を出ると大石垣の看板があり、大石垣を見に行く


img_0328_thumb.jpg
大石垣へ降りる道は、急勾配で滑り易くてちょっと危険だった 慎重に下りると大岩が見え、女郎岩の看板がある


img_0330_thumb.jpg
大石垣の看板が無いが、これが大石垣と思われるが、大が付くほど大したこと無い


img_0334_thumb.jpg
缶コーヒーとアーモンドチョコで小休止 観音寺城址の散策はここまでとし引き返す 観音正寺の駐車場から、約1.5時間の散策タイムでした


img_0336_thumb.jpg
女郎岩がある所からの眺望 琵琶湖は城址の西側にあるが見えないので、この景色は城址の南側と思われる


img_0338_thumb.jpg
龍潭寺・佐和山城


img_0339_thumb.jpg
龍潭寺に石田三成の銅像があるので見に来る 佐和山城址へは、龍潭寺から出ているハイキングコースで行けるが、時間が無いので登城はしない


img_0341_thumb.jpg
折角だから龍潭寺を参拝する


img_0344_thumb.jpg
この観音様は、石田三成の供養塔とある


img_0346_thumb.jpg
石田三成に過ぎたるものが2つある 佐和山城と島左近、と謳われているのを思い出す


img_0347_thumb.jpg
三成も中々のイケメン


img_0348_thumb.jpg
三成の生まれは桶狭間の戦いがあった1560年 死んだのは関ヶ原の戦いの1600年だから、40年の生涯だった


img_0349_thumb.jpg
龍潭寺の山門 後でネットに載っていて知るが、この山門は佐和山城移築城門とのこと


img_0351_thumb.jpg
苔の庭が中々感じ良い


img_0353_thumb.jpg
何故か七福神がいる


img_0354_thumb.jpg
龍潭寺の観音堂


img_0357_thumb.jpg
龍潭寺から、佐和山城址へのハイキングコースが出ている この辺は熊でなく猿が出没するようだ


img_0359_thumb.jpg
井伊直政は関ヶ原の戦いの恩賞で佐和山城主になった 女城主・直虎の大河ドラマで和尚がいたが、その和尚の寺が井伊谷にある龍潭寺で、分寺としてここに建立している


img_0361_thumb.jpg
佐和山城の案内書き


img_0365_thumb.jpg
佐和山会館に、佐和山一夜城なる石造がある 一夜城の意味が分からない


img_0366_thumb.jpg
佐和山会館から佐和山城址の山を一望 佐和山城跡の大きな看板が見える


img_0367_thumb.jpg
鎌刃城 狭い林道をどんどん走り、熊にも遭遇しそうだしで、気持ちが折れそうになるが、何とか奮い立たせてやって来る 林道沿いに小さな駐車場がある


img_0368_thumb.jpg
鎌刃城は、近江の北と南の国境にあり、北の京極氏と南の六角氏の争奪の場になっていたとある 国指定史跡で、堀切等の遺構がいっぱい残っているようだ


img_0370_thumb.jpg
最近は連日熊被害のニュースをやっている 鎌刃城跡までは300mの案内だし、熊注意の看板も無いので、気持ちを奮い立たせて登城する


img_0373_thumb.jpg
熊が出そうな尾根道を、女房は鈴を鳴らし、自分は歌謡曲のボリュームを上げて進む


img_0377_thumb.jpg
暫く行くと大堀切に出くわす とても深い堀切に、熊の恐怖は忘れて大感激する


img_0378_thumb.jpg
堀切の上が南の尾根道で、堀切が七か所あるようだが、上級者向けとあるので、尾根の下道を行く


img_0381_thumb.jpg
尾根の下道もとても狭い道で結構危険


img_0384_thumb.jpg
狭い道の下は急斜面の絶壁で、滑り落ちたら命は無さそう


img_0387_thumb.jpg
上の尾根道に堀切が見える


img_0389_thumb.jpg
何とも毒々しい赤い花が一輪咲いている


img_0391_thumb.jpg
城址300mの案内あったが、あれは絶対ウソだ 感覚的には1km程歩いた感じがする ここから尾根に上がると主郭へ出る


img_0392_thumb.jpg
距離は短いが、急傾斜で滑りやすい道を上がる


img_0393_thumb.jpg
主郭への虎口


img_0394_thumb.jpg
登城口から20分程かかって主郭へ着く


img_0398_thumb.jpg
主郭に城址の石碑が立っている


img_0399_thumb.jpg
主郭の奥に、見栄えが良い石垣の虎口がある


img_0400_thumb.jpg
石垣の虎口からの眺望 何処が見えているのか分からず


img_0403_thumb.jpg
石垣の虎口を出て、主郭部を見る 主郭は広い削平地だが、土塁で囲まれている形跡は無い


img_0405_thumb.jpg
主郭の下は帯曲輪が取り巻いている


img_0407_thumb.jpg
石垣の虎口の眺めがとても良い


img_0408_thumb.jpg
北副郭200mの案内あるが、この距離は当てにならないと思う


img_0409_thumb.jpg
北の尾根には、大堀切や大石垣や大櫓跡と、大の付く遺構があるようなので、ちょっと行って見る


img_0411_thumb.jpg
北尾根を下りると、直ぐ北副郭Tに出る


img_0413_thumb.jpg
北副郭Tから主郭を見る


img_0416_thumb.jpg
北副郭Tの直ぐ下が北副郭U 大堀切や大石垣を見たく思うが、何処まで行けばいいか分からないので、ここで引き返す 鎌刃城の散策タイムは1時間程で終了


img_0422_thumb.jpg
帰路、伊吹山PAでトイレ休憩 伊吹山がキレイに見えた


img_0423_thumb.jpg
疲れた体にお汁粉が旨かった 今回の旅行、2日間の山城歩きで、心臓や脚力はかなり弱まっているのを痛感するが、それでも何とか達成出来たので、30分程度で登城出来る山城なら行けそうな自信も付いた