2023.5.2 美濃の城址:金山城、今城、久々利城




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ここは東海環状の五斗蒔PA G.W.真只中、遠出は大渋滞に嵌まる心配があるので、家からそんなに遠くない可児市の城址巡りに出る


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金山城 出丸に駐車場があり、山の上まで車で上がれる


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出丸の石垣が中々良い感じ


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物見櫓があった所か? 展望台がある


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明智荘を展望出来る


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明智光秀が育った明智城も見えるようだが、ハッキリしない


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山の麓に蘭丸広場がある ここは今は新緑だが、秋には素晴らしい紅葉が見れそうだ


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猪が出没するようだ 登城口に本丸まで13分の案内あり


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二の丸の土手に残る崩れた石垣


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敵に再び城を使われないよう、故意に壊している


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三の丸の入り口にあるこの石垣も、破城の痕跡のようだ


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三の丸の奥に水の手へ通じる入口あり


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以前訪城した時、ここでカモシカに遭遇しており、今日も期待したがいなかった


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この写真は、2021年5月訪城時に遭遇したカモシカ


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三の丸から水の手への虎口 現在は通行禁止になっている


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金山城址の山は古城山と言い、長い間入山禁止になっていたが、昭和28年に払下げされたとある


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古城山払下げ記念の碑


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三の丸から二の丸への入口


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二の丸の削平地 二の丸の上の曲輪の壁が高くて凄い この壁は切岸で、人工的に削って急斜面にしている


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二の丸の上の南腰曲輪への入口に、大手枡形の看板があり、石垣で囲まれた枡形虎口なのが良く分かる


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南腰曲輪から本丸への入口に、天守台の石垣が残っている


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金山城は、関ヶ原の戦いの直後に破却されているが、どんな天守が建っていたのだろう?


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本丸への入口も、石垣で囲まれた枡形虎口になっている


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中々良い感じの本丸虎口


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本丸に立派な石の城址碑が建っている


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金山城は、1537年斎藤道三の命で、斎藤正義が築城し鳥ケ峰城と称したとある その後は信長の家臣の森氏(可成→長可→蘭丸)が城主になっている


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西方の眺め 犬山城や岐阜城も見えるようだ


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木曽川の左が可児市、右が美濃加茂市 犬山城や岐阜城は確認出来ず


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北方の眺め


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御岳山がキレイに見えた


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本丸の削平地 今日は五月晴れの良い天気で、訪城者も何人かいる


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本丸の下の東腰曲輪 城下からの登城する搦手道が通っている


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東腰曲輪から本丸の土手の石垣 看板にある集水桝跡はハッキリしない


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東腰曲輪を囲む石垣も中々感じ良い


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本丸の北下の曲輪から本丸を見上げる 壁の高さが何とも凄い


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出丸の石垣を下から撮る


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出丸からの景色を見ながら、家から持参したコーヒーとお菓子で小休止


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国指定史跡の金山城址 城郭や石垣の遺構がしっかり残っていて、楽しく散策出来ました


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今城 1530年代地元の土豪である小池家継が築城


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城址は、良く整備された公園になっている


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小さな城郭で、簡単に登城出来る


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大手門を上がると、直ぐ三の丸で井戸跡が残っている


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三の丸の奥に枡形虎口の看板あり 土塁で囲まれた枡形と思われるが、四角い感じがあまりしない


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虎口から先へは進入禁止で入れない


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三の丸の上の本丸の壁が高い切岸で、中々見応えあり


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二の丸と本丸の間の堀切と土橋


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看板には、土橋の絵があり良く分かるが、実際は土の橋の感じがしない


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堀切は中々感じ良い


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あっと言う間に本丸へ上がってしまう


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小さいが石の城址碑 きっと最近造られたものと思われる


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本丸を囲む土塁が中々良い感じ


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本丸の奥は、食違い虎口の看板あるが、食違いの意味が良く分からない


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堀切で虎口を狭くして、防御性を高めているのは良く分かる


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本丸から下の三の丸を覗くと、高い切岸をより実感する


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今城を築城した小池氏は、金山城主の森氏の家臣になったが、本能寺の変後反旗するが、森長可に鎮圧されて農民になっている


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本丸から土橋の先の二の丸の眺め


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小池氏の墓の五輪塔


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小さな墓石が置かれている


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可児郷土歴史館に入館


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可児市には多くの山城がある


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美濃焼は有名だが、可児市も昔はこんな釜で陶器を造っていたようだ


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古墳時代の石棺も出土している


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久々利城の歴史を感じれると思って入館するが、城に関する展示は何も無かった


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森可成は姉川の戦いで戦死、子の長可は長久手の戦いで戦死、蘭丸は本能寺の変で戦死、森氏は不運だらけだったようだ


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久々利城


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土岐久々利氏は守護・土岐氏の一族で、城主は代々悪五郎を襲名している 何でいかにも悪人と思われる名を襲名したのだろう?


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歴史館沿いの県道の対面に登城口があり、車は歴史館に駐車出来る


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石の階段を5分程上ると、枡形虎口に出る


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上の三の丸の土手がとても高い ここへ侵入した敵は、土手の上から簡単に射られてしまうだろう


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塀で囲まれている所は櫓砦跡 虎口に侵入した敵は、ここの櫓からも撃たれることになる


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高い土手と虎口の景観が中々良い


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三の丸への上がり道 狭い堀切になっている


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三の丸から上の二の丸と、その上の本丸の土手が高い切岸で、とても見応えあり


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三の丸から下の虎口の眺め 土手は直線でなく、折れ曲がっていて敵の横側を攻撃出来る これを横矢と言うようだ


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あちこちに旗も立ち、中々良い景観


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二の丸へ上がり、下の三の丸を見下ろす


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二の丸から上の本丸の眺め


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三の丸ー二の丸ー本丸へ通じる狭い道


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本丸とその奥の曲輪の分岐地


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本丸の削平地 ここに城址碑が無いのが残念


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信長も光秀も駆け抜けた五斗蒔街道の看板あるが、ネットで調べると、土岐から久々利の陶器の道のようだ


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本丸から下段の二の丸・三の丸を望む


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本丸の更に奥に、天空見張台や巨大二重堀切がある


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中々感じの良い土橋を通る


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天空見張台の上り口


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名前はカッコ良いが、周りは木々に囲まれていて、全然展望は効かない


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天空展望台の端に、二重堀切が見える 土塁の手前と奥に堀切がある


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天空展望台から降りて、二重堀切のある所へ歩ける


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土塁の上に巨大二重堀切の看板あり


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土塁の手前の堀切 深い堀切で中々良い


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土塁の奥にある堀切も深くて凄い


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堀切の下に立ち写真を撮ると、堀切の深さを感じる事が出来る


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久々利城は、城郭も堀切も景観も、とても素晴らしい城址


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旗が立ちめく景色が何とも良い


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本丸に城址碑が無いのを嘆いたが、登城口の横に立派な石碑があった


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今日は、登城がキツくなくて遺構が素晴らしい、3つの城址を巡るが、とても楽しく城址散策が出来た