2023.5.5 美濃の城址:鶴ヶ城、妻木城、他




img_0735_thumb.jpg
先日に続いて美濃の城址を巡る ここは瑞浪市にある諏訪神社


img_0736_thumb.jpg
諏訪神社は、1563年鶴ヶ城主の土岐信光が建立してとある 諏訪神社のすぐ南に鶴ヶ城址の山がある


img_0739_thumb.jpg
中々見事な構えの諏訪神社の本殿


img_0743_thumb.jpg
鶴ヶ城 諏訪神社に車を駐車し、徒歩5分程の所に登城口がある


img_0745_thumb.jpg
美濃源氏土岐氏古城と書かれた、立派な石の城址碑


img_0747_thumb.jpg
登城口の所に鶴ヶ城P5台可とあるが、登城口の前は狭い道路で駐車スペースは全然無い


img_0749_thumb.jpg
img_0752_thumb.jpg
登城道は整備されているが、いきなりキツイ階段の道 しかし距離は短い


img_0753_thumb.jpg
大河ドラマ麒麟がくるで立てられた旗と思われるが、光秀が土岐氏の一族になっているのが気に入らない


img_0755_thumb.jpg
二の木戸跡の看板 登城道に2つの木の門があった、と書かれている


img_0758_thumb.jpg
西出丸の下の腰曲輪 登城口からここまで6分程で上がれた


img_0759_thumb.jpg
西出丸 西出丸は尾根にあり、先端は眺望抜群の看板があり


img_0762_thumb.jpg
西出丸先端からの眺望 ここは承久の変の舞台にもなったようだ


img_0764_thumb.jpg
遠くに恵那山が見えるが、その先に北アルプスがある筈だが、アルプスの山々は見えず


img_0769_thumb.jpg
本曲輪の下にある葵の井戸 葵とあるので徳川の葵の紋が浮かぶが、葵姫が落城時に身を投げた井戸、の説明があり


img_0770_thumb.jpg
山城に井戸は非常に貴重なものだが、今は埋まってしまっている


img_0771_thumb.jpg
本曲輪の切岸が高くてとても見応えあり


img_0775_thumb.jpg
切岸を上がった所から、尾根伝いに東出丸が延びている


img_0778_thumb.jpg
東出丸の尾根


img_0780_thumb.jpg
東出丸の先端も、西出丸先端と同様南東に向いていて、同じ眺望


img_0784_thumb.jpg
本曲輪の虎口 鶴ヶ城は別名・神箆(こうの)城、土岐城と言う


img_0786_thumb.jpg
鶴ヶ城は、鎌倉時代に美濃国守護になった、土岐光衡(みつひら)が築城 武田氏討伐で、信長もこの城に入城したとある


img_0788_thumb.jpg
img_0790_thumb.jpg
本曲輪の端にある小さな土岐神社


img_0791_thumb.jpg
土岐神社の下は大きな堀切 西出丸の所に堀切下へ下りる降りる道があったので後で行く


img_0793_thumb.jpg
本曲輪からの眺望 城の東側が広々と展望出来る


img_0794_thumb.jpg
森の新緑が鮮やかでとても気持ち良い


img_0797_thumb.jpg
西出丸から本曲輪北の大堀切へ降りる道 中々険しく危険な坂道を、慎重にも慎重で降りる


img_0801_thumb.jpg
下に降りれて一安心


img_0803_thumb.jpg
あちこちに竪堀の跡が見られる


img_0805_thumb.jpg
本曲輪北下の大堀切 上は土岐神社があった所


img_0807_thumb.jpg
堀切の下に立つと、手を挙げてその高さを表したくなる


img_0811_thumb.jpg
大堀切の先から、振り向いてもう一枚 高さが何とも素晴らしい


img_0816_thumb.jpg
中央高速道 連日高速道路は大渋滞していたが、今日はスムーズに走っている


img_0818_thumb.jpg
一日市場館跡 八幡神社境内が一日市場館跡


img_0820_thumb.jpg
一日市場館は、土岐一族の始祖・土岐光衡が築いた館 明智光秀は、土岐光衡の直系の子孫になっているが本当か?


img_0822_thumb.jpg
八幡神社の本殿


img_0827_thumb.jpg
八幡神社境内に、土岐光衡と明智光秀が並んだ銅像がある


img_0830_thumb.jpg
おっとり顔の光秀


img_0831_thumb.jpg
椿のかんざしと思ったが、桔梗の花だった 光衡は桔梗を兜に付けて戦っており、桔梗紋が土岐氏・明智氏の家紋になっている


img_0833_thumb.jpg
img_0834_thumb.jpg
土岐氏一日市場館跡と刻まれたデッカイ石碑がある


img_0836_thumb.jpg
次へ移動中ジョイフルを見付け昼食


img_0837_thumb.jpg
うな丼も捨てがたいが、安いうす切りビーフステーキとガーリックライスにする


img_0840_thumb.jpg
ニンニクが効いた焼きご飯がとても美味かった


img_0843_thumb.jpg
高山城 穴弘法と言う所から登城道あるが、山の上まで車で上がれる


img_0845_thumb.jpg
高山城は、土岐市の一族の高山伊賀守秀頼と言う人が築いている 高山伊賀守は道三と義龍の戦いで、義龍側に就くが戦死して、土岐高山氏は終焉している


img_0848_thumb.jpg
本丸の入口は、中々感じ良い門構え


img_0849_thumb.jpg
立派な石の城址碑もある


img_0851_thumb.jpg
門を上がると直ぐ本丸


img_0853_thumb.jpg
本丸に物見櫓が建っていて上がれる


img_0857_thumb.jpg
物見櫓から土岐市街を展望出来る


img_0858_thumb.jpg
img_0859_thumb.jpg
img_0862_thumb.jpg
単純な城郭であっという間に訪城も終る


img_0863_thumb.jpg
本丸の横の草むらに二の曲輪の碑がある


img_0865_thumb.jpg
ここも新緑がとても感じ良い


img_0867_thumb.jpg
妻木城士屋敷跡


img_0870_thumb.jpg
妻木城は山の上にあるが、城士は山の麓に屋敷を構え住んでいたようだ


img_0872_thumb.jpg
屋敷を囲む石垣が何とも凄い


img_0873_thumb.jpg
城は山頂に、屋敷は山の麓に これは理解し易い


img_0875_thumb.jpg
枡形の入口 広くて一見迷うが、この広い玄関が枡形になっている


img_0876_thumb.jpg
上の御屋敷に上がる石段 ここに門があったと思われる


img_0878_thumb.jpg
上の御屋敷から、下の玄関の枡形を見る


img_0880_thumb.jpg
井戸跡も残っている


img_0883_thumb.jpg
何段にも石垣が組まれていて、中々見応えあり


img_0887_thumb.jpg
蔵跡の石垣も中々良い感じ 屋敷跡から山頂の城址までは、徒歩30分の案内あるが、山頂に駐車場があり車でも行ける


img_0889_thumb.jpg
妻木城 山頂にある広い南口駐車場


img_0890_thumb.jpg
城郭と堀や写真ポイントもあり、楽しい散策が出来そうだ


img_0892_thumb.jpg
駐車場から山頂まで徒歩10分と案内あり、登城は苦も無く出来そう


img_0896_thumb.jpg
登城道は、大きな石がゴロゴロしており驚く


img_0897_thumb.jpg
城郭の下の道・巨石群の標識がある方へ行く


img_0899_thumb.jpg
名前通り圧巻の巨石があちこちにあり


img_0900_thumb.jpg
南曲輪との間の大きな堀切 巨石を避けながら掘ったと思われ、土手に巨石が剥き出ている


img_0903_thumb.jpg
あまり見る事のない巨石の道は、つい興奮してしまう


img_0904_thumb.jpg
img_0906_thumb.jpg
花崗岩の巨石群と節理 節理とは、マグマが冷えて岩になる時、収縮して割れ目が出来る事を言う


img_0907_thumb.jpg
どう見ても巨石が積まれているようにしか見えない


img_0913_thumb.jpg
これも節理した石なんだろう 凄過ぎる


img_0915_thumb.jpg
土塁も残っているが、そう高くない


img_0921_thumb.jpg
曲輪Vへ上がる狭い道 崖は垂直に近い絶壁で、滑落したら命も危ないと思える


img_0922_thumb.jpg
曲輪Vへ入る 曲輪Vは見晴らしが効き、大展望が楽しめる


img_0923_thumb.jpg
御嶽山や中央アルプスが見えるようだが?


img_0924_thumb.jpg
残念、恵那山は見えるが御嶽やアルプスは見えず


img_0925_thumb.jpg
市街地の右側の森に、先ほど訪城した高山城があるが、何処だか良く分からない


img_0929_thumb.jpg
曲輪Vから曲輪Uへ入る虎口 石の門柱みたいな物が立っている


img_0931_thumb.jpg
妻木城は、1339年土岐頼貞の孫、土岐明智彦九郎頼重が祖父の遺領を継いで妻木を領し築城した、と推測されている 関ヶ原合戦で妻木頼忠は東軍に属し、西軍に属した岩村城の田丸氏と戦い勝っている


img_0932_thumb.jpg
曲輪Uと曲輪Tの間は、石垣で仕切られている


img_0934_thumb.jpg
曲輪Tを仕切る石垣も中々良い感じ


img_0937_thumb.jpg
物見杉とあるので、杉の木に上がって物見していたのでしょう


img_0938_thumb.jpg
物見杉は、戦後下駄作りで切り取られた


img_0941_thumb.jpg
曲輪Tの広い削平地


img_0943_thumb.jpg
曲輪Tの隅にある大きな旗立岩 岩の裂け目に旗を立てていたと思われる


img_0945_thumb.jpg
曲輪Tの下の腰曲輪


img_0948_thumb.jpg
腰曲輪から旗立岩を下から見上げる すさましい大きな岩にビックリ 岩から巨木が生えているのも凄い


img_0952_thumb.jpg
曲輪Tから、先に見た節理の石がある所へ降りる ここも結構急な階段で、撮影しながらは危険であり、慎重に下りる


img_0953_thumb.jpg
女房は先に見た南曲輪の堀切から、南曲輪へ上がる


img_0956_thumb.jpg
くさび跡のある大岩の方へも行く 太鼓櫓との堀切が中々凄い


img_0959_thumb.jpg
キレイに十字のくさびが入った大岩 これは石を割ろうとしたが、途中で諦めた物なんでしょうか?


img_0960_thumb.jpg
くさび石のある先も深い堀が延びている


img_0961_thumb.jpg
くさび石を廻り込むと、何とか堀切の下へ降りれそうなので、行ってみる


img_0966_thumb.jpg
堀底に立つと、V字の巨大な堀切に感動する 堀下からの撮影は、Y字ポーズが習慣となっている


img_0968_thumb.jpg
大堀切の奥からの写真を撮って今日の城址散策を終了 特に鶴ヶ城と妻木城は、城郭と遺構の素晴らしさで、興奮と感動する訪城となった