2023.12.27 三河の城址:宇利城、新城城、柿本城、古宮城




img_1203_thumb.jpg
宇利城 宇利城址専用の駐車場がある


img_1205_thumb.jpg
奥の山が宇利城址 ちょっと高そうだが、駐車場から城址まで30分と案内あり


img_1208_thumb.jpg
駐車場から5分程で宇利城入口に着く 城址の説明看板がある


img_1210_thumb.jpg
宇利城は、文明年間(1469〜1487)に今川方の熊谷重実が築城 松平清康の侵攻により1529年落城している


img_1213_thumb.jpg
以前訪城した時、畦道は雑草で覆われていて、蛇が心配で入れなかったのを思い出す 山城は冬に来るのが良い


img_1216_thumb.jpg
登城道は案内がいっぱいあり、迷う心配はない


img_1217_thumb.jpg
清康の叔父・松平右京亮親盛の墓がある


img_1218_thumb.jpg
三河平定を目指す松平清康は、宇利城主・熊谷実長と戦うが、伯父が討死する苦戦を強いられたようだ


img_1221_thumb.jpg
墓の直ぐ隣の大手道に、右京亮の戦死した場所の看板あり この辺りが主戦場だったと思われる


img_1223_thumb.jpg
姫御殿の曲輪下 高い切岸になっている


img_1225_thumb.jpg
姫御殿を廻り込んで本丸へ上がる


img_1227_thumb.jpg
本丸(左)と姫御殿(右)の間の堀切


img_1229_thumb.jpg
宇利の戦いの様子が書かれた看板


img_1230_thumb.jpg
大きな石の城址碑が嬉しい


img_1232_thumb.jpg
城址碑の隣に、熊谷備中守〇〇と刻まれた石碑あるが、何者なのか分からず


img_1234_thumb.jpg
本丸は広い削平地  今の自分の体力では、案内の倍ほどかかるのが普通なのに、駐車場から本丸まで案内通り30分で上がれた


img_1235_thumb.jpg
本丸からの展望


img_1238_thumb.jpg
姫御殿の曲輪 熊谷の姫さんの御殿が建っていたと思われるが?


img_1240_thumb.jpg
本丸から納所平への道はロープで通行止め 杉の木がキレイに手入れされている


img_1244_thumb.jpg
姫御殿の下から納所平への道があるが、急斜面にかかる狭い道で、滑落の危険があり引き返す


img_1248_thumb.jpg
新城城 城跡は新城小学校が建ち、小学校の入口門は城構えになっている


img_1251_thumb.jpg
小学校のグラウンドが本丸跡 この小学校、最近では珍しく全然閉鎖されていなくて、誰でも自由に入れる


img_1253_thumb.jpg
新城城が、新城の地名の発祥になっていて、立派な石碑まである


img_1256_thumb.jpg
新城小学校は明治5年に開校している


img_1257_thumb.jpg
当時の小学校校舎が残っている


img_1258_thumb.jpg
グラウンドの片隅に大きな土塁が残っていて、土塁の上に城址碑と城址の説明看板がある


img_1260_thumb.jpg
img_1263_thumb.jpg
城址碑と思うが、字が読めない


img_1264_thumb.jpg
新城城は、1575年奥平信昌によって築かれている


img_1265_thumb.jpg
土塁の上からの眺め


img_1269_thumb.jpg
大善寺


img_1271_thumb.jpg
家康の娘・亀姫の墓があるので、見に立寄る


img_1273_thumb.jpg
大善寺の立派な本堂 亀姫の墓の道案内が立っている


img_1276_thumb.jpg
亀姫は、長篠の戦で大功のあった奥平信昌に嫁いでいる


img_1277_thumb.jpg
道の駅・鳳来三河三石で昼食


img_1279_thumb.jpg
徳川家康のにわとり伝説がある


img_1281_thumb.jpg
寂れた小さな道の駅で食堂は営業していない 五平餅とみたらし団子が昼食となる


img_1282_thumb.jpg
三河の五平餅は丸い板状だと思っていたが、同じ三河の新城は団子状の五平餅


img_1284_thumb.jpg
道の駅の直ぐ隣の満光寺が、ニワトリ伝説の舞台になっている


img_1285_thumb.jpg
マンガでもニワトリ伝説を紹介している


img_1289_thumb.jpg
柿本城 道の駅から満光寺の境内を通って登城道がある


img_1291_thumb.jpg
満光寺の三門は新城市の指定史跡 石段と古びた山門の感じが中々良い


img_1296_thumb.jpg
満光寺の庭園が立派なようだが、外からは見れない 本堂内から見る案内があった


img_1297_thumb.jpg
満光寺から延びる登城道 かなり急坂だが距離は短い 道の駅から城址まで15分の案内あり


img_1299_thumb.jpg
柿本城のぼり旗に、井伊谷三人衆・鈴木重時の居城、と書かれている


img_1302_thumb.jpg
先に登った宇利城より短いを救いに、急坂を頑張って登る


img_1307_thumb.jpg
本丸下の曲輪に、防備の柵が作られている


img_1309_thumb.jpg
本丸への虎口 右は出丸の案内


img_1311_thumb.jpg
柿本城は、鈴木長門守重勝が、1568年家康の命により築城 何年か前の大河ドラマ・おんな城主直虎、の舞台にもなっていたと思う


img_1312_thumb.jpg
本丸入口の木の柵がカッコ良い


img_1314_thumb.jpg
本丸から下の竪堀を見る 最初は大き過ぎて自然の地形かと思ったが、本丸と出丸を分ける竪堀だと思い直す


img_1316_thumb.jpg
本丸は中々広い削平地 道の駅から案内通り15分で上がれたのが嬉しい


img_1317_thumb.jpg
立派な城址碑は、鈴木長門守重勝の城址、と刻まれている


img_1319_thumb.jpg
本丸から三の丸へ降りる


img_1323_thumb.jpg
三の丸と二の丸の間の土塁


img_1324_thumb.jpg
二の丸も広い削平地だが、看板が立つだけで城郭の面影は全然ない


img_1329_thumb.jpg
二の丸から本丸へ入る道


img_1332_thumb.jpg
出丸で小休止


img_1333_thumb.jpg
出丸から本丸を見る


img_1335_thumb.jpg
柿本城は、山城の遺構としては大したこと無いが、防備の木の柵が感じ良くて気に入る


img_1342_thumb.jpg
古宮城 3度目の訪城になるが、凄い遺構に大感動した覚えがあり、今回もワクワクして来る


img_1345_thumb.jpg
古宮城は、信玄が三河侵攻の為に築いた城 この看板にある配置図の番号で、以降の写真の位置を表現する


img_1347_thumb.jpg
白鳥神社の横から城跡へ入る


img_1349_thumb.jpg
白鳥神社の御神木の杉の木が何とも凄い


img_1352_thumb.jpg
@東曲輪の南下にある空堀


img_1356_thumb.jpg
B虎口 土塁の堀切が高くてカッコ良い


img_1358_thumb.jpg
堀切は高さを示すために万歳のポーズで写真撮りしてしまう


img_1360_thumb.jpg
@東曲輪の主郭 古宮城は東と西と2つ主郭を備えている


img_1362_thumb.jpg
A櫓台 東曲輪の南角にある


img_1363_thumb.jpg
@東曲輪は上段と下段があり、間を高い土塁で仕切っている


img_1365_thumb.jpg
A櫓台から西曲輪に降りる 西曲輪と東曲輪を仕切るE大堀切


img_1367_thumb.jpg
E大堀切の南側


img_1368_thumb.jpg
E大堀切の北側 この大堀切は、城址の小山を南端から北端まで、完全に分離している


img_1370_thumb.jpg
C西曲輪の主郭 ここにD丸馬出の看板も立っているが、これは間違と思う 丸馬出は西曲輪の南西下の筈


img_1372_thumb.jpg
C西曲輪を取り囲む土塁も高くてとても見栄えが良い


img_1373_thumb.jpg
C西曲輪も上段と下段に分かれている


img_1376_thumb.jpg
C西曲輪の上段・下段を分けている土塁


img_1378_thumb.jpg
C西曲輪の北下の空堀


img_1383_thumb.jpg
C西曲輪の北下の空堀を歩く 西曲輪の高い切岸が何とも凄い


img_1387_thumb.jpg
空堀を西周りに歩くと、D丸馬出に出る C西曲輪の所に丸馬出の看板あるが、ここに立て替えて欲しいものだ


img_1390_thumb.jpg
D丸馬出から、空堀の土塁の上を通って戻る


img_1395_thumb.jpg
深い空堀と高い土塁があちこちに現れ、凄い遺構に興奮してしまう


img_1396_thumb.jpg
E大堀切の北側の土塁に上がる


img_1402_thumb.jpg
北下から西曲輪を見上げる 何段にもなって西曲輪が構成しているのが分かる


img_1405_thumb.jpg
北下から東曲輪を見上げる 東曲輪も何段も曲輪が重なって出来ている


img_1407_thumb.jpg
E大堀切を北側から見る


img_1410_thumb.jpg
@東曲輪の北側を取り巻く堀と土塁 この堀と土塁はぐるっと東曲輪の下を取り巻いている


img_1416_thumb.jpg
H牢屋横から東曲輪に延びる竪堀


img_1417_thumb.jpg
H牢屋 捕虜幽閉地と書かれている


img_1419_thumb.jpg
E牢屋から東曲輪へ上がるのは、前の写真の竪堀と土塁の急勾配で、簡単には上がれない


img_1421_thumb.jpg
E牢屋から@東曲輪を見上げる 高い切岸となっている


img_1425_thumb.jpg
E牢屋から、一番低そうな切岸を無理やり上がる かなり危険が伴ったが、何とか無事に上がれた


img_1428_thumb.jpg
@東曲輪の北東から下の堀と土塁の眺め


img_1431_thumb.jpg
最初に入ったB虎口 @東曲輪側から写す


img_1434_thumb.jpg
@東曲輪の東端にあるB虎口から出る


img_1437_thumb.jpg
最初に見た@東曲輪の南下の堀の土塁を歩いて帰る 古宮城の散策は感動と興奮の連続で、とても楽しかった