東海自然歩道挑戦記    05年の挑戦   06年の挑戦   08年の挑戦   奈良コースの挑戦

★07年は西の終点箕面と静岡も踏破に挑む★


昨年の当初目標は岐阜県踏破だったが、19回の挑戦で、三重県から滋賀県も終わりに近い比叡山の麓まで到達できた。自分を褒めたくなる程よく頑張れた。今年もやる気は大いにあるので、昨年以上に挑戦するつもりで、表題の高い目標としたが、西の終点箕面まではまず問題なく達せれると思うが、さて広い静岡県踏破は叶うでしょうか? これからは益々遠方となり、往復の時間と費用が問題となる。今までの日帰り往復のやり方を見直さなければと思うのだが、いい方法が見つからない。やはり、時間と費用(今年から各回のデータに総時間と総費用を追加する)をかけて、挑戦し続けるしかないだろう。

★第33回目07.02.10 近江神社から比叡山根本中堂        (07年続きへ)
★第34回目07.02.17 大原から玄琢
★第35回目07.02.24 玄琢から嵐山
★第36回目07.02.25 嵐山から大原野神社
★番外1 07.03.03 棚山高原から鳳来寺
★番外2 07.03.10 巣山から大野
★番外3 07.03.17 雲晴橋から昭和の森
★第37回目07.03.24 比叡山延暦寺から大原三千院
★第38回目07.04.14 大原野神社から原(高槻)
★第39回目07.04.21 愛知・静岡県境から秋葉ダム
★第40回目07.04.27 原(高槻)から忍頂寺(茨木)
★第41回目07.04.28 忍頂寺(茨木)から箕面



★第33回目07.2.10 近江神社から比叡山根本中堂
データ : 自然歩道距離=9.3km 歩時間=170分 休憩=10分 車走総距離=380km
      総時間=11:15 総費用=16.2千円(高速:7.3 ガス:5.2 交通:2.0 入場:1.7)  ガスは9km/ℓ・122円/ℓで計算

昨晩は、酒を多めに飲んで21時に寝るが、3時のトイレ起きから目が冴えて眠れなかった。やはり今年最初の挑戦に興奮したのだろう。5:15家を出発して、東名/名神で京都を目指すが、一宮JTC付近で事故があり渋滞7?である。丁度渋滞の最後が一宮ICの所だったので出て、岐阜羽島まで一般道を使うことにした。30分程走り岐阜羽島から名神に入り、6:45多賀SAに着く。名神は思ったより空いていて、快適に走れた。SAでの朝食はいつもと一緒で、朝定食(自分)とうどん(女房)である。7:05多賀SAを出発して、7:55近江神社に着く。ここは今日の到着地である。ここから京阪電車の南滋賀駅まで歩き、8:10発の坂本行きの電車にジャストで乗れる。坂本駅までは10分で着き、ケーブル乗り場まで歩くが、8:30ケーブル駅に着くのと同時に8:30発のケーブルは出発した。次まで30分待ちである。ここに来るまでに、昼飯を調達しなかったので非常に不安になる。もしかしたらここの駅に何かあるのでは?と思ったが、ジュースの自販機しかなかった。韓国人?の団体がやって来て、ピーピー喋り巻くって、駅内はとても賑やかになった。今日はこの時期なのにとても暖かく、外で次のケーブル出発を待つ。出発は30分間隔なのに、8:50に出発した。これは韓国人の団体が来たので臨時対応なのか?よく分からない。9:00比叡山駅に着く。

延暦寺に入場し、根本中堂・文殊楼・大講堂・国宝殿を見学するが、自分は宗教に全く興味が無いので、何にも感動しなかった。根本中堂では、韓国人が土足のまま上がり凄い勢いで叱られたこと、文殊楼では垂直のはしごを上るのに苦労したこと、国宝殿では撮影禁止を無視して写真を撮ってしまったこと、が印象に残った。全くばち当りなことである。延暦寺を1時間程巡った後、昼飯を調達できていないので、ぜんざいを食べるが、小豆と汁が分離していて不味かった。これが京風のぜんざいか?

10:25自然歩道を歩き始める。ケーブルで比叡山に登った訳だから、下山で上りはないと安心しスタートする。ケーブル駅から、急な下り坂の無動寺参道が続く。10:45無動寺に着く。ここに自然歩道通行止め(土日を除く)の立札があった。歩道が通行止めなのは分かるが、何で土日は良いのだろう?と疑問になるが、女房が、平日は工事をやっているので通れない、と教えてくれる。なるほどと合点する。無動寺からは、山道で結構キツイ上りとなった。下山なのに何で?と思うが、以降も何度かキツイ上りに悩まされた。山道は所々で崖崩れしているが、既に修復工事が完成していて、歩くのに支障はなかった。何故か急に岐阜県で、歩道が無くなり急斜面を尻餅しながらすべりおりたのを思い出し、岐阜県の対応と比べ滋賀県の迅速な対応に感謝した。夢見が丘に向かって急坂を下るが、400m手前からは下った以上に、ジグザクに上る厳しい道が続き、死ぬ程苦しかった。11:50夢見が丘に着くが、汗びっしょりである。ここで小休止するが、案内にあるような琵琶湖の展望は全くなかった。ここからドライブウェイが見えたが、そこからは良い眺めが望めるのかな?

12:00夢見が丘を出発する。15分程山道を歩くと、整備された沢沿いの広い道に出た。この道は林道となって、以降ずっーと山道は無く、歩き易い道で助かった。12:40百穴古墳群に着く。何処に古墳が?と言う感じで探すが、石の洞穴を見つけ納得した。ここからは人里の中の道となる。途中、民家に真っ黒と真っ白の立派な犬が顔を出していたので、写真を撮ってやる。また琵琶湖がよく見える場所があり、バックにして女房の写真を撮る。13:10近江神社に着き、今年の最初の挑戦を終わるが、朝早かったし、山道の登り・下りの歩きだったので、結構足に堪えて疲れた。次回の下見に大原に行こうか、とも思ったが、早く家に帰ってくつろいで酒飲む方を選択する。

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★第34回目07.2.17 大原から玄琢
データ : 自然歩道距離=18.8km(内車走=6.6km) 歩時間=230分 散策・休憩=80分 バイク=12km(25分) 車走総距離=430km
      総時間=13:20 総費用=13.5千円(高速:7.1 ガス:5.8 入場:0.6)  ガスは9km/ℓ・122円/ℓで計算

天気予報は昼から雨であったが、早く西の終点まで到達したく、先週に続いての挑戦である。先週の到着が延暦寺であり、続きなら延暦寺から大原であるが、八瀬から比叡山へ登るケーブルは、3月中旬からの営業の為、それまで滋賀・京都県境(仰木峠)を歩くコースは延期する。従って、滋賀県踏破しないまま京都を挑戦することになる。

今日は5:00出発を予定したが、起きれずに30分遅れで出発する。養老SAで朝食を取り、高速道路の通勤割引を効かす為、関が原ICで一端出て入る。(豊田-京都東の間は、通常4050円であるが、これをやると3500円で済む)8:40今日の到着地の大原に着き、三千院駐車場の所に戻りのバイクを置き、出発地の玄琢に9:00到着する。玄琢は京都の北にありまだ市街地である。ここから大岩までの6.6kmは車道であり、車走で済ます。山の中の大岩で、女房が一人戻りを待つ訳にも行かないので、今日は西から東への歩きとなる。

9:20車道から山道へ入る分岐点から歩き始める。歩き始めてすぐの所に、枝がはらわれて真直ぐに伸びる、立派な杉の木の林がある。本当かどうか疑わしいが、女房は『これが日本三大杉の一つの北野杉』と言った。夜泣峠に向かってきつい登りが続く。9:55峠を通過するが、上ったと同等の急な下りとなる。久しぶりに自然歩道を歩くハイカー(10名程の老人?団体)とすれ違う。10:15二の瀬に到着する。駅に寄ってトイレを借りる。二の瀬から鞍馬までの2kmは車道であり、交通量も多く嫌な歩きとなる。特にトラックも多く走っており、すれ違う度に排ガスが降りかかってきて、やり切れない。11:00鞍馬駅に着く。駅前には大きな立派な天狗像があり、記念写真を撮る。鞍馬駅は近畿駅百選になっていて、駅内は、ストーブを巻いてベンチがあり、義経・弁慶の絵が何枚も飾られていて、きれいで感じ良かった。

折角来たので、鞍馬寺を散策(入場料は200円)する。鞍馬山全体が寺になっている。寺入口の仁王門を入るとケーブル乗り場があり、100円で多宝塔まで登れる。上りはケーブルを使うことにする。多宝塔から本殿まで500m程あり、本殿前は石段が続くが、歩いて15分程で着く。立派な本殿金堂だが感動はない。(自分は宗教に感心が全く無いので) 本殿から比叡山が見えるが、展望にもそう感動しなかった。参拝者休憩所で昼食を取り、下山は歩くことにする。上りにケーブルを使ったのは正解であり、道は広く整備されているが、急勾配の坂道であり、上りはきつそうである。どこかの夫婦の奥さんに『まだ上りは長いの?』と聞かれ、ちょっと意地悪して『まだまだ本殿までは長いよ』と答える。その奥さん、途中でケーブルがあるのを知ったようで、酷くガッカリしていたので、『そんなこと無いよ、もう直ぐだよ』と言ってあげる。

12:15再び自然歩道を歩き出す。鞍馬から静原は約2kmだが、山越えの道であり、薬王坂に向かっては激しい上りが続く。500mを20分かかって薬王坂に着く。ここから静原へは下りである。12:45人里に出てからは、静原の住宅地を通り抜け、13:00バスも走る車道に着く。雨も落ちてきており、大原までの5kmはバスにしようと思ったが、バスは土日のみで一日3便である。次まで40分程あるので、江文峠へ向かって歩く。自然歩道は山道であるが、車道と平行しており、江文峠でまた車道に出る。ここにもバス停があり、次の便までは10分程の待ちであり、雨も降ってきているので、木の下で雨宿りしながらバスを待つ。しかし定刻を過ぎてもバスは来ず、バス停の時刻表をよく見ると、運行は春分日以降からであった。ガックリしながら、カッパを着て、大原までの3kmを歩き始める。14:25大原バス停に到着して、今日の挑戦が終了した。

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★第35回目07.2.24 玄琢から嵐山
データ : 自然歩道距離=19.1km(内車走=1.8km) 歩時間=290分 休憩=40分 車走総距離=250km
      総時間=11:00 総費用=11.5千円(高速:4.5 ガス:3.3 交通:1.7 入場:2.0)  ガスは9km/ℓ・120円/ℓで計算

今回は2日連続の挑戦である。女房の実家が吹田にあるので、京都からの戻りは便利であり、あつかましく泊めてもらうことにした。昨晩の内に荷物は準備して、車の中に置き、今日は5:00に起き、20分後には家を出発する。6:10養老SAに着き朝食にするが、自分は朝から、うなぎ卵とじ定食を食べる。女房はワンパターンの肉うどんである。京都南ICを出て、先週も来た玄琢に7:40到着し、そこから細い車道を少し行くと、千束にある自然歩道の道標を見つけ、ここから歩き出すことにする。道標のすぐの所は、車道が少し広がっていて、車も楽に置けた。帰りはここまでタクシーで戻ることにしているが、案内出来るかちょっと不安である。

8:20自然歩道の道標(パネル)と写真を撮り、歩き始める。京都の道標は非常にしっかりしていて助かる。3種類があり、ポイント毎に地図と名所の紹介のパネル、次のポイントの方向と距離表示、交差点などではどの道が自然歩道かを示す道標、である。また最近整備し直したのだろう、どの道標も綺麗で感じが良い。(朽ちたものが一つもなかった) 細い車道を20分程歩くと、中川へ向かって山道となる。結構きつい上り道を20分程頑張ると頂上となり、後はずっーと下りである。熊に注意の立札があったが、まだこの時期冬眠中だと思うが、果たしてこの暖冬中、冬眠しているだろうか?ちょっと不安にもなる。 9:20菩提の滝に着き小休止する。結構立派な滝であり、水が澄んでいて感じが良かった。9:45中川につくが、ここから高雄までの3.6kmは国道162号線が自然歩道であり、つらい歩きとなる。路肩線もないような狭い国道なのに、交通量は多く、車がすれ違うたびに冷や冷やである。

10:20高雄の観光バスの駐車場に着く。何年か前、紅葉を見に高雄へ来たことがあるが、その時は非常に賑わっていたが、今日は閑散としていた。西明寺へ入る赤い橋の手前にベンチがあり、小休止してドラ焼きを食べる。高雄から清滝への自然歩道は、清滝川沿いを歩く感じのいい道である。清滝川の清流を見ながらのハイキングは、とても気持ち良い。11:30清滝に着くが、小さな集落であり、あっという間に通り抜けてしまう。落合へ向うが、道は引続き清滝川沿いを通る。11:40清滝川川原におりて、昼食にする。コンビニで買った、鮭と豚角煮のお握り、かまぼこ、つけもの、非常に貧しい昼食である。ちょっと寒いが、日も差していて、川原の昼食は十分満足した。12:00歩き始め、15分程で落合に着き、ここから清滝川と外れて、自然歩道は、非常に急勾配な山越えの車道となる。走る車は殆どいないので、車道は気にならないが、この急坂は辛い。

12:45あだしの念仏寺に着く。嵯峨野には有名な寺が幾つもあるが、何処も拝観料が必要で、念仏寺も500円出た。拝観するのに500円は高いと思ったが、折角来たので入る。石仏像が所狭しと並んでいて、ここはサスペンスでよく出てくる所、と女房が説明する。念仏寺から嵯峨野をぶらぶら散策して、到着地の嵐山・渡月橋へ向かう。祇王寺の拝観料は300円でありここも入る。祇王とは平清盛の恋人であるが、捨てられここで尼さんになった、とまた女房の説明がある。天竜寺の雲龍図は500円。何処へ移動しても龍の目がこちらを見ている、と3回目の女房の説明があった。実はまだ何かしつこく言っていたが、すっかり忘れた。14:00渡月橋に着く。ここは観光客で凄く賑わっていた。人力車に乗って観光する人もいた。京福電鉄の嵐山から北野白梅町まで電車で戻り、そこから車を置いた千束まではタクシーを使う。運転手は玄琢は知っていたが、千束は知らずちょっと難儀するが、地図を見ながら直に着いた。(因みにタクシー料金は1300円だった) 15:10千束を出発し、京都南ICから吹田まで名神高速を走り、16:15女房の実家に到着する。実家の近くに兄貴夫婦もいるが、普段は老夫婦二人の生活であり、自分達が来たことを非常に喜んでくれた。晩はアンコウ鍋で一杯飲むが、ビール・日本酒・焼酎とつい飲みすぎてしまった。

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★第36回目07.2.25 嵐山から大原野神社
データ : 自然歩道距離=11.9km 歩時間=180分 休憩=20分 車走総距離=260km
      総時間=8:00 総費用=10.7千円(高速:5.4 ガス:3.5 交通:1.8)  ガスは9km/ℓ・120円/ℓで計算

飲みすぎで頭はボーとしているし、扁桃腺が腫れて喉が痛むし、最低のコンディションだが、今日は市街地を歩くコースで距離も短いので、何とか耐えて挑戦する。8:25吹田の家を出発し、京都の西にある大原野神社に9:30到着する。神社の駐車場は有料の表示が有ったが集金人はいなかった。9:40神社から歩き始める。神社からすぐの所に花の寺があり、ここも拝観料を取っていた。門から中を伺うだけで通過する。体が重くシャキッとしない。沓掛までの2.8kmに1時間もかかった。国道9号線を横断した所に喫茶店があり、入って小休止にする。実家でも朝食を貰ったが、ここでもモーニングを注文する。コーヒー飲んで一息入れると、やっと気分も晴れてきた。

沓掛からは、非常に高級な住宅街を通るコースであり、家も・自然歩道も・散歩している犬も、全てが立派であった。11:15住宅街を抜けると、竹林の中を長く通る道となり、感じ良い道が続く。11:50苔寺に着くが、ここは完全予約制であり、中に入れない。苔寺から直の所に鈴虫寺があるが、拝観者が行列を作っており、これには驚いた。凄く御利益があるのだろうか? 門前には、わらじを履いた地蔵さんがあり、どんな願いも一つ叶えてくれるくれるそうである。5円の賽銭で、家までの無事をお願いする。12:15松尾大社に着く。ここから渡月橋までは、桂川の堤防を歩くコースを選ぶ。今日は暖かく、広い桂川の川原には、大勢の人が繰り出していた。12:55渡月橋に着く。昼は料理屋に入り、1000円の天丼を食べる。阪急電車で東向日まで行き、そこからタクシーで大原野神社へ戻る。(タクシー代は1450円) 2日連続と昨晩の酒のせいで、今日は酷く疲れた。帰りの運転が心配になるが、わらじ地蔵のおかげもあってか、16:30何とか無事に家に着いた。

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★番外1(再挑戦) 07.3.3 棚山高原から鳳来寺
データ : 自然歩道距離=5.1km 歩時間=180分 休憩=60分 バイク=40分(18km) 車走総距離=200km
      総時間=7:30 総費用=4.6千円(高速:1.7 ガス:2.7 駐車:0.2)  ガスは9km/ℓ・120円/ℓで計算

女房のたっての願いで、3回目(05.4.9)に歩いたコースを再び歩く。女房は05年に私が歩いた、愛知コースの3回を歩いておらず、このままでは完全踏破とならないので、悔しく思うようになったのだろうか? ここに来て、歩いていない愛知の3コースを歩こうとしている。私としてはいい迷惑なんだが、優しいので断れ切れずに、付き合ってやることになる。今日のコースは、愛知東部は東海自然歩道の3大難所なんだが、その中でも一番厳しい所であり、非常に苦しい歩きが想像される。コースは、棚山高原へと登り、高原からは玖老勢峠まで激しく下り、そこから鳳来寺山頂へ厳しい登りとなり、山頂からの鳳来寺の下山は、またきつい下りである。まさに死にそうな歩きが続くのである。

今回は、コースの紹介はパス(3回目に詳しく書いてあるので)し、コースタイムのみ記録する。
老夫婦の時間だから、健脚な人は半分程の時間で歩けると思う。
棚山高原入口−(20分)−棚山高原−(10分)−瀬戸岩−(40分)−玖老勢峠−(20分)−犬戻り−(40分)−鳳来寺山頂−(30分)−鳳来寺本堂−(15分)−山頂駐車場

鳳来寺パークウェイは無料となり、山頂駐車が有料となっていた。(普通車は500円、二輪車は200円)

<女房のコメント>
05.4.9の夫の挑戦記録を暗記するほど読み返して挑んだのでコースの様子が次々予測でき余裕で楽しめた。展望も素晴らしくアルプス登山を思わせるような岩場、はしご、きんま道。感動の連続だった。しかも今日は非常に多いと言っていたスギ花粉に襲われなかったこともラッキーだった。長い下りで膝ガクガク、2回も尻餅ついたのでスクワットでもして鍛えようと思う。とにかく今日も楽しかったー。

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★番外2(再挑戦) 07.3.10 巣山から大野
データ : 自然歩道距離=6.8km 歩時間=120分 休憩=10分 バイク=30分(10km) 車走総距離=170km
      総時間=7:00 総費用=4.2千円(高速:1.9 ガス:2.3)  ガスは9km/ℓ・120円/ℓで計算

再挑戦の2回目である。今日は東海自然歩道の初回挑戦した区間で、非常に楽なコースである。今日は夕方から厄年会(寅兎会)の飲み会があるので、このコースにした訳だが、実は昨晩ピーナッツを食べていたら、入歯が割れてしまって、非常に難儀な状態になってしまい、今日は早々に終了させて歯医者へ行く必要に迫られた。寅兎会の飲み会もキャンセルにする。

早めの5:30家を出発し、東名豊田ICに入って、上郷SAで朝食はうどんを食べ、豊川ICを出て、今日の歩きの到着地の大野に7:00に到着する。そこにバイクを止めて、出発地の巣山に行くが、曲がりくねった細い山道であり、この道は何度か走っているが、いつも走りたくない道だと思いながら運転する。阿寺の七滝の駐車場にあるトイレを借りるが、ぞくーっとする寒さである。車で外気温を確認したら、−2℃だった。今年は暖冬で寒い日が無かったのに、今日に限って何で、と思った。7:30巣山のバス停に到着して、ここから今日の歩きとなる。

今回もコース紹介は、1回目を参照して頂くとして、コースタイムのみ記録する。
巣山−(25分)−阿寺の七滝−(15分)−猿滝−(15分)−鉛山峠−(25分)−睦平−(30分)−大野

<女房のコメント>
今日のコースは私たち夫婦の東海自然歩道挑戦の"はじめの一歩"であり、やっと私も足跡を残すことができホッとした。あと1コース歩けば夫婦揃って完歩につなぐことができ嬉しい。つきあってくれる夫には感謝感激雨あられ。
コースは距離も時間も短くアップダウンも適度に快適で、何といっても七滝に始まって猿滝、不動滝と景観抜群の滝巡り。マイナスイオンたっぷり浴びて心身ともにリフレッシュできました。

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★番外3(再挑戦) 07.3.17 雲晴橋から昭和の森
データ : 自然歩道距離=20.0km 歩時間=300分 休憩=50分 バイク=25分(15km) 車走総距離=100km
      総時間=9:40 総費用=2.7千円(高速:1.4 ガス:1.3)  ガスは9km/ℓ・120円/ℓで計算

女房がパスした愛知県コースの再挑戦も、今日が最後で番外編もこれで終了となる。今日の全コースは、我が町豊田市である。前回(9回目)の挑戦時は、足助町→豊田市→藤岡町の3市町村に跨るコースだったが、平成の大合併で全て豊田市内のコースとなってしまった。起伏もあり距離も長い、とても疲れるコースだったので、再度の歩きなどしたくないのが本音であるが、女房のため諦めるしかない。女房は今日で、パスした工程を全て取り戻す事ができ、私と同等になれたのが、きっと嬉しくて堪らないだろう、と想像する。

6:20家を出発し、伊勢湾岸高速の豊田南ICに入って、鞍が池オアシスまでは15分で着く。ここにあるサークルKで、昼食のお握りとおやつ買うのと、朝食を食べるのが、いつものパターンであり今日もそうする。今日の朝食は、いつものお握りと肉まんの他に、卵と厚揚げのおでんも追加して、元気を付けようとしたが、づつない(三河弁)程腹いっぱいになってしまった。7:10に昭和の森に到着し、交流館の所にバイクを置いて、出発地点の雲晴橋に7:40に着き、今日の長い歩きを開始する。

今日のコースタイム (05年・9回目に歩いた時と、ほぼ同タイムだったのが嬉しい)
雲晴橋−(25分)−大国橋−(30分)−元山中峠−(15分)−元山中−(35分)−千鳥寺−(35分)−勘八牧場−(40分)−鎮平橋−(40分)−西広瀬−(40分)−いっぷく峠−(50分)−昭和の森

<女房のコメント>
やったあー!これで次回大きい顔して滋賀・京都境が越えられるぞ。地元愛知を制覇しないまま岐阜・三重を制覇し滋賀・京都まで入ってしまっていたのがとても気がかりだった。西の終着地、大阪箕面では「東海自然歩道 完歩記念」という認定証?!なる立派なものがいただけること知って是非完歩しなきゃあという気持ちがもりもり湧き、ここにきてパスしていた愛知3コース踏破し、愛知も制覇でき喜びいっぱいである。夫には心から感謝。 今日のコースは地元豊田市内の散策コースとタカをくくってたから大間違い。ゆるやかだが長いアップダウンの繰り返しでヘトヘト。疲れたけど気分は最高に良かった。

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★第37回目 07.3.24 比叡山延暦寺から大原三千院
データ : 自然歩道距離=10.7km 歩時間=190分 休憩=30分 車走総距離=410km
      総時間=12:20 総費用=15.5千円(高速:7.3 ガス:5.5 交通:2.2 駐車:0.5)   ガスは9km/ℓ・120円/ℓで計算

今日の挑戦は雨で諦めていたが、昨晩、会社から帰ると女房は行く準備をしていた。雨でも行くのか?と聞くと、雨は午後からなので大丈夫と、行く気満々である。朝5:15、雨は降っていないが、どんよりとした曇り空の中、家を出発する。6:10養老SAに着き、朝食は、自分は養老鶏の親子丼(650円)と女房は毎回同じの肉うどん(580円)である。8:10八瀬のケーブル乗場に着くが、信じられない事に、環境保全のため駐車場は閉鎖になっていた。そう言えば2・3年前、環境問題の京都議定書が交わされたが、京都は真剣に取組んでいるのだと感じた。仕方ないので、大原三千院の駐車場まで行って、バスでここまで戻ることにする。丁度良いタイミングで大原からのバスもあり、8:45八瀬に戻り、9:00発の始発で比叡山へ登ることが出来た。ケーブル利用者は、我家の他は中年夫婦の一組だけである。その奥さん、私を駅員に間違えたのが可笑しかった。駅員がなんでケーブルと写真を撮るのだろう、と思ったそうで、それを京都弁で話したのが印象に残った。ケーブルは、高低差560mの全長1300mで、日本一のアナウンスがあった。ケーブルからロープウェイに乗継ぎ、9:20山頂駅に到着する。

山頂駅から延暦寺の方にある自然歩道を目指し歩き始めるが、車道から山道に入ったところで鹿に会う。一匹は早々に走り去ったが、もう一匹はじっーとこちらを見ていて動こうとしないので、写真にも納めることが出来たが、動かないのが不気味で、襲ってこないか心配にもなった。大きな角があるので雄なのだろう、突進して来たら避けれるだろうか? と恐る恐る通り過ぎる。暫く行くと、ケーブルで一緒だった、中年夫婦とまた会う。彼らも大原に行くようだが、自然歩道でなく、登山道を歩くようである。自然歩道の分岐する所で、バイバイする。自然歩道の分岐路と思った所は、違っていたようで、何処が自然歩道か分らなくなり、行ったり戻ったりが発生する。パークウェイの西塔の駐車場から、釈迦堂へ行く参道を見つけ、そこに自然歩道の道標がありホッとする。10:15釈迦堂から自然歩道を歩き出す。

釈迦堂参道の入口に、拝観料ゲートがある。歩道はそのゲート手前から山の中へ入るのが、釈迦堂本堂に出た。参道を歩くと入場料が要って、歩道は要らないのが、訳分らない。ここからの自然歩道は、比叡山パークウェイ沿いの山道である。降り道が主だが、時々登りもあるがきついものはない。道幅も広く快適なハイキングコースである。10:50玉休杉と名が付いた、大きな杉の木がある所に着き小休止する。ここから仰木峠まで3.6kmの道標があった。峠を目指して歩き始め、11:20横川中堂に着く。ここから仰木峠に向かっては、降る・登るの険しい道となる。殆どが木の階段の道だが、一段の高さがとても高くて、降るのも登るのも非常に辛い。段差が高いのも急斜面の道だからだろうが、降るのも難儀して歩いたが、登るのはヘトヘトになった。11:55やっと仰木峠に着くが、県境の標識が無かったのがつまらない。ここでは、滋賀/京都の県境の標識と写真を撮ろうと思っていたのに。何はともあれ、これで滋賀県を制覇出来たのが嬉しい。京都も入口の歩きが完了し、次回は茨木へ向けて歩き、京都の制覇も出来る予定である。

峠に休憩場所が無かったので、少し降りた所で、道端の木をベンチ代わりにして、12:00昼食にする。自分は助六、女房は漬物の巻すしと、非常に質素な昼食である。雨もバラツキ出して寒いので、昼食は早々に終えて歩きを開始する。ここからは、ずっーと降り道であり、また道も広く歩きやすく、三千院までの3.2kmを45分で歩き、13:00三千院の入口門に着く。三千院の拝観料は700円である。院内とかお堂は感動することは無かったが、庭は綺麗で素朴で感動した。苔の庭が何とも言えず良かった。参道沿いは、店が建ち並んでおり、栗入りぜんざい(650円)を食べ、漬物のおみやげ(カブ、ぜんまい、菜、の3点セットが1000円)を買う。14:00駐車場へ着き帰路につく。来る時もそうだったが、関が原ICで一端出てまた入り、通勤割引を利用する。(これをやると、片道500円安くなる)  関が原ICは15:30に入るが、17時に豊田ICに着くように、80?ペースで非常にゆっくりと走る。17:01豊田を過ぎた豊田南ICに着き、割引を成立させる。

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★第38回目 07.4.14 大原野神社から原(高槻)
データ : 自然歩道距離=15.0km 歩時間=240分 休憩=50分 車走総距離=395km
      総時間=12:10 総費用=15.8千円(高速:8.6 ガス:5.3 交通:1.5 駐車:0.4)   ガスは9km/ℓ・120円/ℓで計算

3:45トイレに目が覚め、そのまま起きることにして、4:10家を出発する。今日はバイクは使わず、バスと電車利用であり、バスが朝しか走っていない、と言うことで早朝からの出発になった。昨晩は21:30頃まで酒飲んでいたので、ひょっとしたら酒気帯びにならないか? と心配しての運転となった。天気予報は、日中は晴れると言うことだが、高速道路は大雨であり、心配が重なる。5:50大津SAに着き朝食とする。豚汁定食(自分)とうどん(女房)のワンパターンから脱却出来ずに今日もそうなる。6:30頃京都市街を走るが、まだ大雨が続いており、今日歩けるのか益々不安になる。6:50到着地の大原野神社に着くと、雨は上がり晴れ間も出て来た。神は居るものだ。ここからバス停までは500m程あり、バスは7:04発である。走ってバス停に着くと、丁度バス出発に間に合った。JR向日町から高槻まで行き、高槻からバスで8:20上の口に着く。ここからすぐの所に自然歩道の道標を見つけ、今日の歩きの開始となる。

原の道標に、現在地は標高170m・ポンポン山670mとあり、500mも登るのかと不安になる。神峰山寺手前で林道から外れて、谷へ降りて登る急坂の山道となるが、ここで野生の鹿に合い感動する。二匹の鹿が、目の前の急斜面を走って行った。こんな車道のすぐの所に野生の鹿がいるものだ、と驚く。9:00神峰山寺の門に着く。ここから本山寺までは、急勾配の車道が延々と続き、黙々と歩く。50分必死に歩き続け、9:50やっと本山寺に着き小休止をする。

本山寺からポンポン山まで、高低差は150m程あるので、まだ激しい登りがあるのではと心配するが、整備された綺麗な山道で歩き易く、キツイ登り降りも無い快適なハイキングコースであった。老人一人のハイカーに、何人もすれちがうし、自転車ハイカーにも会った。10:50ポンポン山山頂に着く。360度展望が効き非常に気分がいい。南は奈良方面で生駒山、東は比叡山、北は愛宕山、何処かのハイカーが叫んでいた。この後、次から次へとハイカーが山頂に集まって来て、大にぎわいとなった。

11:20昼食を終え、杉谷へ向かって下山する。途中『熊出没注意』の立札があり、いやな気分になる。忘れていたのに、熊を恐れながらの歩きになった。11:50杉谷を着き、金蔵寺へと向かう。杉谷で車道となるが15分程行くと、また山道に入り、金蔵寺へは激しい降りとなった。ポンポン山で、ここからは降りでもう汗はかかないだろう、と思い下着も着替えたが、この厳しい降りでまた汗びっしょりとなってしまった。12:20金蔵寺に着き、到着地の大原野神社まで後3k程であるが、足はすっかり疲れ果ており、この3kは長く感じた。12:40人里に出て13:5車を止めた神社の駐車場に着き、今日の歩きがやっと終わった。今日で京都も制覇完成だし、後2回の挑戦で西の終点・箕面までも到達予定であり、会社の仕事と違って、自然歩道歩きは夢中になってしまう。

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★第39回目 07.4.21 愛知・静岡県境から秋葉ダム
データ : 自然歩道距離=19.9km 歩時間=270分 休憩=60分 バイク=80分(37km) 車走総距離=310km
      総時間=13:50 総費用=6.5千円(高速:2.2 ガス:4.3)   ガスは9km/ℓ・126円/ℓで計算

まだ西は大阪の2コースを残しているが、今日は東の静岡県コースを行くことにする。大阪までは交通費も結構かかるので、大阪の箕面到着は、来週のGWに連日で挑戦することにして、今日から静岡県コースを開始させる。5:40家を出発して、浜名湖SAで朝食を取り、浜松西ICを出て天竜川の秋葉ダムに向かう。7:30秋葉ダムに着くが、自然歩道の道標を見付けれずに戸惑うが、この付近に自然歩道はある筈なので、歩いて戻って来たら分るだろう、と国道から外れた林道沿いにバイクを置いて、出発地の県境へ行く。ここから出発地の県境までは、非常に狭い山道が37kmも続き、長い間の慎重運転で結構疲れる。この間を、またバイクで戻り迎えに行かなければならない、と思うと”ゾッー”とする。37kmを70分かかって走り、県境500m手前の自然歩道入口に到着し、ここに車を置く。

9:10歩き始める。10分程で県境に着き、三度県境に立つことになった。見慣れた県境の立札の近くに、静岡県の自然歩道案内板があり、各ポイント地までの距離と歩行時間、コース地図、コース上の名勝、等の知りたい情報が載っており、また綺麗な案内板だったので、いっきに静岡県が気に入ってしまった。ここから、くんま水車の里まで6.2km、を目指して歩き出す。デコボコの砂利道だが、車も通れる林道が続く。40分程行くと、林道から外れて山の中へ入るが、直にまた林道に出る。立派な水洗トイレ付きの休憩所があった。静岡県の自然歩道の取組み姿勢に、大感謝・大満足である。次のポイント地までの、距離と歩行時間を表示した道標が頻繁にある、見易く便利な案内板がポイント地毎にある、屋根付きの休憩所がある、水洗トイレまで整備されている。この休憩所から直の所に”くろ滝”があったが、写真のみ撮って通り過ぎる。10:20寺平に着く。一本の垂れ桜が綺麗に咲いていたので、女房と写真を撮ってやる。10:40くんま水車の里に着き、休憩とする。自分はドラ焼き、女房は大福もち、を食べて元気を取り戻す。ここの売店に、くんま特性のマロン味のソフトクリームあり買う。200円と安いが、確かにこマロン味がして、とても美味しかった。ここで20分程休憩して、11:00次のポイント地・ヒラシロ遺跡へ向かって歩き始める。

熊(くんま)からは、車道のキツイ登り坂が続く。急坂の舗装道路の林道を黙々と歩く。50分程歩くと山頂に着いたようで、道は下りとなった。そこから直の、11:55ヒラシロ遺跡の休憩所に着き、昼食とする。ここも立派な屋根付きの休憩所である。昼食は、自分は鰻と鮭の握りとデカうまソーセージ、女房はパック(2個)握りとカニカマボコ、それにゆで卵である。ここは縄文時代の住居の遺跡で、再現した縄文住居かあった。30分程昼食休憩をして、12:55歩き始める。ここはまだ半分程の地点であり、秋葉ダムまで後9.7kmもあるが、頑張って歩くしかない。ここからはずっーと下りであり助かる。13:15石打の休憩所に着く。ここも屋根付きの立派な休憩所であった。ここからも、車道の下り坂の道である。市の瀬手前800mの所で、車道から外れて山道に入る。5分程山道を歩くと民家の庭に出て、その先茶畑が自然歩道になっているのに驚く。この民家の住人は、毎日の移動どうしているのだろう?(周りに車が入れる道がない) 民家から500m程山道を降りると、県道に出て市の瀬の休憩所があった。ここで小休止して羊羹を食べる。終点の秋葉ダムまでは後3kmであり、もうひと頑張りである。市の瀬からは、渓谷沿いの林道で、ここもずっと下り道である。黙々と歩き、14:40秋葉ダムの所に架かる赤いつり橋に着き、つり橋バックに記念写真を撮って、今日の自然歩道歩きが終了した。

14:50バイクで車を置いた県境の所へ出発するが、37kmの狭い山道の往復、細心の慎重運転ですっかり疲れた。2時間40分かかって往復して、17:30女房を乗せて帰路に着く。今日は厳しい登りや降りは無かったれど、距離は約20kmと長く、足の疲れは限界に達した。帰りは生協に寄って、マグロとブリの刺身を買い、旨い酒を大いに楽しむことにする。(なお、女房は、静岡県、山梨県、神奈川県、の各環境課に連絡取って、コースガイドを入手し、しっかり研究してコース作成している、ので大助かりである。感謝しておこう。)

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★第40,41回目 07.4.27,28 原(高槻)から箕面
データ : 自然歩道距離=22.4km 歩時間=380分 休憩=80分 バイク=20分(9km) 車走総距離=505km
      総費用=18.6千円(高速:9.7 ガス:7.1 交通:1.8)   ガスは9km/ℓ・126円/ℓで計算

<4/27>
会社は今日からGWとなり、さっそく2日間の挑戦で、西の終点の箕面を目指す。移動のバスは、1時間に1本で、7:45忍頂寺を発であり、またGWの交通渋滞も心配になるので、4:45まだ暗い中家を出発する。高速道路は渋滞は無かったが、トラックがいっぱいで、追越車線もずっーと繋がっての走りであった。7:30忍頂寺スポーツ公園に着き、駐車場に車を置くが、警備員が出てきて、『利用者以外は、休日以外しか止めてはダメだ』、と言う。今日は休日じゃ無いのに、何で休日以外しかダメと言うのだろう、と不思議である。結局、平日なのでそのまま駐車場に置いて、出発地の原へ向かう。原へは、バスでJR茨木駅−JRで高槻駅−バスで上の口、と乗り継いで9:10に到着する。しっかり準備体操をして、9:20摂津峡へ向かって歩き始める。

原から摂津峡はすぐであり、15分程で白滝に着いた。小さな滝で感動するような滝でなく、写真を撮って通過する。ここから凄い山登りの道となっているので、辛い歩きが始まるのかと心配したが、ここの登りはすぐに終わった。10:20萩谷部落に着き、ここから一般と健脚コースに分かれる。一般は5.4kmで健脚は2.6kmである。健脚ではないが、一般の距離の長さと車道が嫌で、健脚コースを行く。そろそろ休憩したいが、大阪コースは全くベンチが無いので、歩道にシートを引いて、座り込んで休憩する。まんじゅうを食べて元気を取り戻し、10:40歩き出す。そんなにきつくない登りを10分程歩くと頂上に着くが、そこからの降りは非常にきつくて、登りと合わないのを感じた。15分程降ると竜仙滝に着いたが、非常にみすぼらしい貧弱な滝だ。さらに10分程歩くと車道に出た。この車道は、ダンプがひっきりなしに走っていて、非常に恐ろしい所である。11:20車作大橋の所にある、一般コースと合流地点に着き、車作集落へ行く急坂の車道を歩くが、この道は車は全く走っていなくて助かる。集落は坂の頂上にあり、茨木市が一望に見渡せれた。集落から車道を外れて、竜王山への登山道となる。激しい登りが続き、心臓が苦しい、足が前に出ない、苦しく辛い登山となった。東海自然歩道を歩いていたのに、案内板は竜王山自然歩道ばっかりとなり、道を間違えているのに気付くが、同じ竜王山に向かっているのでそのまま進む。12:20山頂の展望台に着く。東海自然歩道も山頂で合流していた。高くて立派な展望台を登ると、北摂の山々や大阪市街を一望に見渡せて、とても気持ち良くなる。

13:00昼食を済ませ、下山を開始するが、10分も歩かないうちに寺があり、道も車道となった。車作集落から1時間程をかけて登ったのに、この降りのあっけなさは、何とも不思議な感じがした。さらに10分程歩くと、忍頂寺の門を通って車道に出た。そう言えば忍頂寺の本堂を見なかったが、どこかにあったのかな。明日はここからスタートだが、スポーツ公園の駐車場は置けそうに無いので、車を置く所を探すが、スポーツ公園の横の車道は、大きく窪んで広くなっている所があり、そこに決める。箕面ビジターセンターへ行き、明日の戻りのバイクを置き、ついでに箕面の滝を見て帰る。箕面には猿がいっぱいいたのに、今は山へ返す運動をしていて全然いない。でも、女房は一匹の大猿に襲われそうになった。(みやげのもみじ天ぷらを手に持っていたので)。掃除していた職員に聞くと、3匹の猿が群に入れず、うろうろしているそうである。今日は吹田にある女房の実家に泊まる。途中スーパーで、鯛のさしみと焼酎一瓶買って、16:00女房の実家に到着する。

<4/28>
7:30吹田の家を出発して、8:15昨日の忍頂寺スポーツ公園に着き、昨日見つけた車道の窪地に車を置いて、西の終点の箕面を目指して歩き始める。山の中の林道を歩くが、ここはまるでゴミ山である。"ゴミ捨てるな"の看板があちこちにあるが、ゴミはいっぱい捨てられているし、車までも捨ててあり、遺憾の窮みである。20分程歩くと、県道の手前の上音羽屈折点に着き、県道の傍の道を行く。県道は朝からダンプが走り回っていた。9:15泉原の集落に着く。ここにはスサノオノミコト神社があり、人名がそのまま神社名であり、珍しく思った。ここからは急坂の歩道となるが、自転車ハイカーが追い抜いて行ったのには、驚ろいた。暫く登ると、舗装された林道に出て、この林道を30分程歩くと行き止りになった。何で、行き止りになるような林道を作るのだろう? 人間はそんなに善人でないのに、こんな便利な道があるから、ゴミ捨てに来たり、草木の採取に来る、のである。現に、ワゴン車からスコップを持って山へ入って行く、数人のおばんとおじんに会った。

10:30北摂霊園へ向かって登山道を行く。本格的な登山道であり、死にそうに苦しい歩きが続いた。10:50霊園に出ると、車道の側溝に座り込んで休憩をする。ここから終点までは3.7kmでもう登りは無く、あとひと頑張りである。11:30開成王子墓を過ぎると、もう着いたような錯覚をするが、ここからの降りは急で長く、なかなか終点に着かなかった。12:5感動のゴールを迎える。東海自然歩道と書いてある石道標が起点である。2年4ヶ月かけて、やっと愛知県からの西を完歩できた。”やった”と嬉しさがこみ上げてくる。箕面ビジターセンターは完歩証明書を発行している、ことを女房はインターネットで知り、今日の日を楽しみにしていた。職員に聞くと、完全踏破でないが、記念に発行して貰えた。石道標でデジカメ写真を撮って、パソコンで編集した簡単なものだが、それでも嬉しくてたまらなかった。

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(07年続きへ)


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